2026年3月9日(月)、「第7回 持続可能な農業農村検討委員会」が開催されました。これまで重ねてきた議論や、50回に及ぶ現地ヒアリング・取材をもとに、飯島町の農業の未来を大きく変える「ロードマップ」が修正・反映され、次の具体的なステップへ進むための重要な決断が下されました。
会議の概要
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第7回検討委員会 開催概要
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日時: 2026年3月9日(月)18:30〜20:00
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案件名: 輝く農山村地域創造推進事業[持続可能な農業・農村モデル再構築検討業務]
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参加メンバー
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会長
酒井富夫さん(富山大学名誉教授)
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副会長
竹澤秀幸さん
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検討会メンバー
有賀美和さん
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検討会メンバー
小林富夫さん
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検討会メンバー
酒井裕司さん
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検討会メンバー
森谷美由紀さん
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検討会メンバー
塩澤正登さん
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検討会メンバー
高橋豊さん
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検討会メンバー
福井守さん
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オブザーバー(信州大学農学部)
岩﨑史さん
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オブザーバー(信州大学農学部)
齋藤勝晴さん
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オブザーバー
坂本舜太さん
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アドバイザー
齋藤久夫さん
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オブザーバー
橘田勲さん
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飯島町長
唐澤隆さん
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飯島町産業振興課
齋藤鈴彦さん
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飯島町産業振興課
伊藤淳さん
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飯島町産業振興課
平井慎太郎さん
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飯島町産業振興課
市村國洋さん
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飯島町
堀内恵未さん
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飯島町
堀内一真さん
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オブザーバー
織田和洋さん
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飯島町産業振興課
成澤かおりさん
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株式会社和郷
髙橋義直さん
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株式会社和郷
角田さやかさん
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専門アドバイザー
野口朋宏さん
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見える化担当
三浦亮さん
3カ年のロードマップが確定!いよいよ試行フェーズへ
これまでの議論を経て、地域複合営農の再構築に向けた明確なタイムラインが共有されました。
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2025年度(R7): 課題の抽出(個別ヒアリング41回、取材等含め50回実施)
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2026年度(R8): 対策の検討と「情報収集のための試行実施」【現在地】
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2027年度(R9): 具体策の策定
今年度(2026年度)からは、ただ話し合うだけでなく、実際に地域を動かす「試行事業」がいくつもスタートします。


衝撃のデータと、それを乗り越える「2つの新事業」
農地貸付者627件を対象に行ったアンケート(回答率50%)により、「10年後も自作を継続する」と答えた農家はわずか8%という、地域の深刻な担い手不足が浮き彫りになりました。 この危機を乗り越えるため、委員会では「多様な人が関われるしくみ」として2つの強力な事業の申請・推進が承認されました。
① 農家の受入体制をプロと整える「雇用体制強化事業」
最大20農家を上限に、まずは従業員の満足度や労務環境の基礎調査を実施。そのデータをもとに、社会保険労務士と連携して就業規則の作成や労務相談を行い、「選ばれる農家(受入体制の総合整備)」を組織ぐるみで創り上げます。8月からのスピード始動を目指します。
② 「IIJIMA AGRI CAMP(IAC)」&「CSA」の挑戦
先述の「和郷アグリカレッジ(WAC)」の成功事例をベースに、飯島町オリジナルの研修プログラムを構築します。さらに、生産者と消費者がダイレクトに繋がる「CSA(地域支援型農業)」もスモールスタートで導入決定!草管理や水管理もプログラムに組み込み、トライ&エラーを繰り返しながら形にしていきます。


「農村のRMO」として、飯島町独自の歩みを進める
国が推進する「農村RMO(農地利用調整機能を持つ組織)」の議論において、飯島町としての方向性が確認されました。
飯島町のスタンス
まずは、住民の暮らしや生活支援を広くカバーする「農村のRMO(地域コミュニティ軸)」について議論を深めます。一方で、これまで地区営農組合が担ってきた農地を守る機能(農村RMO)についても、ひとつの専門機能として組み込めるよう、研究と試行を並行していきます。
「まめっこ」クラファン始動 & スマート農業の見える化
■ 6次産業化の再構築(まめっこ)
町民257件のアンケートをもとに、既存商品のパッケージや価格帯のブラッシュアップが進んでいます。さらに、ファンづくりのためのクラウドファンディング(CAMPFIRE)がいよいよ3月16日から本格募集スタートとなります!
■ スマート農業の「見える化」
水緑里七久保での事例をもとに、「せっかくの先進技術や各社の情報を、本サイト(見える化HP)に集約して共有しよう」という提言がありました。農家同士がお互いの良い技術を取り入れ合える勉強会の開催も検討されます。
来年度からは「部会制」へ。より専門的・実践的な組織へ進化


今回の第7回をもって、全員が集まる定例会としては一区切りとなります。来年度からは、よりスピーディに具体策を動かすため、テーマごとの「部会制」へと移行します。
唐澤町長や検討委員、そしてアドバイザーの齋藤氏ら「産学官」の熱い想いが結集した検討委員会。完成したロードマップを手に、飯島町の持続可能な農業農村づくりは、いよいよ「実践」のフェーズへと突入します!

議事内容要約
第6回検討委員会 会議概要
日時: 2026年2月9日(月)18:30〜20:00
案件: 輝く農山村地域創造推進事業[持続可能な農業・農村モデル再構築検討業務]
■ 協議内容
1. 組織体制・営農センターの強化
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営農センター幹事会の運営をより強化。
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チーフコーディネーターの下に4つの地域担当を配置する体制案を提示。
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4地区の支援について、各地区委員がアドバイザー的立場で担えないか議論。
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2月中に委員会刷新(体制見直し)を決定する意向。
2. 環境共生・スマート農業・多様な担い手の活躍
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農地管理アプリ「ザルビオ(xarvio)」の活用例を踏まえ、スマート農業を学べる設計を検討。
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土壌専門の立場から有機栽培(自然共生含む)への期待が示される一方、過去に成果に繋がりにくかった経緯も共有。
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花卉・果樹・藁など多様な担い手の活躍、花き農家による「花の体験」等の導入要望に対応。
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水緑里七久保の取組(麦焼酎から酒米での日本酒づくり等)を6次産業化再構築に組み込む提案。
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生産から消費まで一貫した共生農場づくりの流れを重視。
3. 6次産業化・マーケティング戦略
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作付計画は、食味・価格など“買い手(購買先)ありき”で構築。
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特別栽培米「越百黄金(こすもがおうごん)」の具体的な売り方・流通戦略の検討。
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6次産業化における商品開発の進め方や、マーケット・市場調査の実施が今後の焦点。
4. 地域課題・食育・人口減少対策
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学校給食への有機農産品活用について、JAの流通関与は可能だが買取・販売等の条件整理が必要。
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営農センター機能強化とあわせ、「食」や「人口減少対策」など町全体の課題も視野に投入。
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「農村をどうするか」「小さな農家をどうするか」について継続的な議論が必要。
■ 6次産業化再構築業務の進捗共有
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昨年度からのヒアリング内容を説明。次年度に向けた事業推進の方針・進め方を決定するフェーズへ移行。
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見える化業務で撮影した写真や、新設する「見える化ホームページ」のデザイン一部を共有。委員から概ね好感触の反応を獲得。
■ 今後の進め方
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ロードマップおよびスケジュール全体の方向性は概ね了承。
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花きの取組やCSA(地域支援型農業)の組み込みを検討。
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営農センター幹事会の取組詳細は3月中に確定。
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2月中を目途とした委員会刷新(体制見直し)を具体化。
■ 出席者(全員)
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飯島町長:唐澤隆
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アドバイザー:齋藤久夫
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検討委員:酒井富夫、竹澤秀幸、有賀美和、小林富夫、酒井裕司、塩澤正登、高橋豊、福井守、森谷美由紀
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オブザーバー:田畑尚洋、織田和洋、橘田勲、坂本舜太、岩﨑史、齋藤勝晴
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事務局(飯島町役場):齋藤鈴彦、伊藤淳、平井慎太郎、市村國洋、堀内恵未、堀内一真、成澤かおり
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委託業者(株式会社和郷ほか):髙橋義直、角田さやか、野口朋宏、三浦亮