2026年2月9日、飯島町役場にて、本事業の根幹を支える「あり方検討委員会」の開催に先立ち、事務局と外部有識者による集中協議が行われました。 これまでの調査・分析フェーズを終え、次年度から始まる「実行フェーズ」をいかに実効性の高いものにするか。飯島町モデルの完成に向けた、極めて重要なマイルストーンとなる会議となりました。
会議の概要
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日時:2026年2月9日(月) 13:00〜14:00
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場所:飯島町役場 会議室
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案件名:輝く農山村地域創造推進事業
参加メンバー
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飯島町産業振興課
平井慎太郎さん
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連携外部有識者
酒井富夫 名誉教授
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株式会社和郷
髙橋義直さん
新たな指針:二つの循環「地域の循環」と「健康の循環」
これまでの議論を集約・アップデートした最新のロードマップ案について議論されました。
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コンセプトの明確化: 事業の全体像を「地域の循環」と「健康の循環」という2つの大項目に整理。農地の維持や組織の再編といった「地域インフラの維持」に加え、食を通じた「健やかな暮らし」をセットで推進する飯島町独自のモデルが示されました。
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令和9年度のゴール設定: 最終年度に向けた成果物として、持続可能な体制の完成図を共有。特に重要なポイントについては赤字で明記し、達成すべき目標を改めて強く意識する形となりました。
令和8年度のスタートに向けて
次年度の事業開始を「5月」と想定し、初動から一気にアクセルを踏む計画が確認されました。
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「悉皆(しっかい)調査」の実施: 5月の事業開始直後から、町内の全「営農組合」および「担い手法人」を対象とした悉皆調査(漏れのない全体調査)を実施します。現場の生の声を即座に吸い上げ、9月の検討委員会で具体的なあり方を確定させるスピード感が求められています。
生物多様性と農業の連携
環境保全型農業の推進において、欠かせないのが自然環境との共生です。
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保全事業との定期連携: 農業分野が生物多様性の保全に深く関わることから、環境保全チームとの定期的な情報交換の場を設置。単なる「生産」の場としての農地ではなく、地域の豊かな生態系を守る基盤としての農地活用を模索します。
意思決定の迅速化:専門部会の新設
現在の委員会をより実効性の高いものにするため、組織体制のブラッシュアップが提案されました。
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専門部会の組成: 2月中を目途に、より実務に特化した「専門部会(有識者)」を組成。ここで専門的な協議を煮詰め、検討委員会へ上程することで、複雑な課題に対してもスピード感を持って意思決定を下せる体制へと移行します。
6次産業化の出口戦略
本年度実施した各加工事業者へのヒアリングを総括し、次年度の進め方を整理しました。
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年度末の提示に向けて: これまで抽出した課題に基づき、令和8年度の具体的なステップを年度末までに提示。5つの加工グループが「稼げる組織」へと変貌するための道筋を固めます。
事務局より:まとめ
今回の協議は、これまで積み上げてきた「調査・ヒアリング」の結果を、いかにして「飯島町の制度」として定着させるか、という極めて建設的な内容でした。
酒井教授が掲げた「地域の循環」と「健康の循環」というスローガンは、単なる農業振興を超え、町全体の価値を高めるための羅針盤となります。5月から始まる「悉皆調査」は、いわば町内農業の総点検。この調査結果こそが、新設される専門部会での議論の燃料となり、令和9年度のゴールに向けた確かな土台となります。
議事内容要約
- 会議概要
(1) 日時:2026年2月9日(火)13:00〜14:00
(2) 場所:飯島町役場(会議室)
(3) 案件:輝く農山村地域創造推進事業[持続可能な農業・農村モデル再構築検討業務](農政係打合せ)
(4) 出席:飯島町役場(平井係長)、外部有識者(酒井教授)、㈱和郷(髙橋) - 協議内容(1):ロードマップ及びスケジュールの説明・確認
(1) 前回までのロードマップ案をバージョンアップする方針
(2) 全体構造を大項目2つに整理:「地域の循環」「健康の循環」
(3) 各循環の中項目・小項目の内容を説明・確認
(4) 最終年(令和9年度)の提案ゴールを確認(赤字表記の位置づけを説明) - 協議内容(2):令和8年度の事業開始時期
(1) 4月契約→5月開始の想定
(2) 開始後すぐに、地域複合営農の再構築に関して「営農組合」「担い手法人」へアンケートを開始したい
(3) アンケートは悉皆調査(しっかいちょうさ)として実施意向
(4) 9月時点のあり方検討委員会で確認する段取り - 協議内容(3):生物多様性保全事業との連携
(1) 環境保全型農業推進との連携をどう設計するかが論点
(2) 生物多様性保全の事業は農業分野の関与が発生するため、定期的な情報交換の場が必要 - 協議内容(4):本体の専門部会(有識者)改変=推進体制の強化
(1) 現在の「あり方検討委員会」は維持しつつ、より事業推進が可能な「専門部会」を別途組成したい
(2) 2月中を目途に専門部会を組成
(3) 専門部会で決定した内容を、あり方検討委員会に上程する流れ
(4) スピード感を持って推進できる体制が必要という整理 - 協議内容(5):6次産業化再構築業務の進捗
(1) 本年度実施したヒアリング結果を取りまとめ
(2) 今後の課題も含め、報告書類の内容を説明
(3) 年度末までに、令和8年度の進め方(案)を提示する予定 - 協議内容(6):本日のヒアリング予定の確認
あり方検討委員会の進め方について、アジェンダ確認