2026/03/05
【事務局】飯島町の「加工」が変わる。
6次産業化の再構築と市場調査に向けた戦略会議
【事務局】飯島町の「加工」が変わる。
6次産業化の再構築と市場調査に向けた戦略会議
2025年9月9日、「輝く農山村地域創造推進事業」の核となる「6次産業化」の再構築に向けた第一回目の打ち合わせが飯島町役場にて行われました。 今回の会議では、今後のスケジュール調整とともに、デザインワークショップやクラウドファンディングを活用した「市場調査」など、これまでにない新しいアプローチが提示されました。
会議の概要
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日時:2025年9月9日(火) 13:30〜
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場所:飯島町役場
参加メンバー
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飯島町産業振興課
伊藤淳さん
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飯島町産業振興課
平井慎太郎さん
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株式会社和郷
髙橋義直さん
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株式会社和郷
角田さやかさん
「6次産業化再構築」:町の人が主役のブランドづくり
飯島町の特産品をいかに磨き上げ、町外へ発信していくかについて、以下の戦略が示されました。
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アイデア発想セッション:「町の人が一番よく分かっている」という前提に立ち、地域の皆さんに参加いただく「デザインワークショップ」を計画しています。最終的には町内で「大試食会」を行い、みんなで評価し合う場を作るアイデアも出されました。
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ターゲットの絞り込み:加工場の生産能力を見極めつつ、的を絞って町外へのアプローチを行い、飯島ブランドのファンづくりを強化します。
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パッケージの統一性:バラバラだった商品の顔つきを、この事業を通じて統一感のあるものへ整えていく必要性が議論されました。
クラウドファンディングを通じた「市場調査」の実施
単なる資金調達ではなく、「何が選ばれるのか」を客観的なデータで掴むためのマーケティング調査としてクラウドファンディングを活用します。
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データの蓄積:支援者の年代、性別、居住地などのデータを収集し、次年度以降の広告戦略に活かします。
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参加型リターンの検討:モノだけでなく、体験などの「参加型」の商品も設定。初期費用を抑え、金銭的なリスクを最小限にしながら、2年、3年と継続的に支援額を増やしていく計画です。
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起案と発送の体制:地域の道の駅を発送拠点(デポ)とするなど、継続可能な体制についても具体案が話し合われました。
加工施設の未来:1年半で「覚悟を決める」
施設老朽化や機械不足に悩む加工グループに対し、今後1年半をかけて、収益性を鑑みた持続可能な体制を構築します。
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3つのニーズへの対応:「場所が欲しい」「機械が欲しい」「両方欲しい」というそれぞれの課題に対し、ハード(施設・設備)とソフト(経営・収益性)の両面から検討を進めます。
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段階的なステップ:
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1年目:市場動向と方向性の決定
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2年目:高度化のための学習
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3年目以降:補助事業を活用した本格展開
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今後の予定と先進地視察
加工の議題については、9月、11月、1月、2月と集中的に打ち合わせを重ねていくことが決まりました。 また、成功事例として安曇野市の堀金村(おむすびが有名)などの視察も計画。他地域の成功要因を直接学び、飯島町の事業に活かしていきます。
事務局より:これからの「勝負の1年半」に向けて
今回の会議で印象的だったのは、「1年半で覚悟を決める」という言葉です。 補助金に頼り切るのではなく、蓋を開けたら赤字だったということがないよう、徹底的に収益性と市場ニーズに向き合っていく。そんな厳しくも前向きな決意が、このプロジェクトの根底にあります。
飯島町の美味しい農産加工品が、新しいブランドとして生まれ変わる。その「見える化」のプロセスを、これから皆さまにお届けしていきます。
議事内容
- 会議概要
(1) 日時:2025年9月9日(火)13:30〜
(2) 場所:飯島町役場
(3) 案件:輝く農山村地域創造推進事業(持続可能な農業・農村モデル再構築検討業務)「②6次化再構築③加工施設検討」
(4) 出席:飯島町(伊藤係長、平井係長)、㈱和郷(高橋、角田) - 加工打合せ(検討会)の進め方
(1) 加工の議題は隔月で実施予定
(2) 開催候補:1回目 9/22 または 9/23、2回目 11/25 または 11/26、3回目 当初 1/22 または 1/23 → 1/26(月)・1/27(火)へ変更、2/24不可 → 2/25(水)・2/26(木)へ変更案
(3) 和郷担当(野口・三浦)同行日は加工業務に集中する前提 - 6次産業化の再構築(商品・ブランド・市場)
(1) まず現状整理を行う
(2) 野口氏の実績を踏まえ、デザインワークショップを想定
(3) 参加者は今後協議だが、参加者を含めたアイデア発想セッションを計画
(4) 町内者中心で進めつつ、町外者へのアプローチも検討
(5) 町外への展開範囲は要検討(加工場の生産能力が前提。町内消費で限界の可能性)
(6) ターゲットを絞って町外へアプローチする方針
(7) ファンづくりと飯島商品ブランド確立を重視
(8) 最終的に町内ワークショップで大試食会→評価という案も提示 - クラウドファンディング(市場調査として)
(1) 目的は資金調達よりもマーケティング(市場調査)
(2) 目標値は高く設定し、段階的にバージョンアップしていく考え
(3) 「ふるさと納税の民間版・個人版」イメージ
(4) リターンは参加型も可能、原価がかからない仕掛けも組み込める
(5) 消費者の好みが可視化され、年代・性別・都道府県等のデータが取れる
(6) 集まった資金の扱い案:事業者へ配分(軍資金)/一部を広告費としてプールし次年度の発信に投資
(7) 起案者候補:加工事業者 または 道の駅
(8) 道の駅活用の狙い:デポ・発送拠点になり得る/宣伝効果が期待
(9) 実施回数の想定:今年1回→来年2回→再来年3回
(10) 初期費用が小さく、金銭リスクは限定的という整理
(11) 参考事例:茨城のレタス農家(9/3開始、目標100万→短期間で大幅達成) - 現状共有で出た課題感
(1) 8/8に先行して行われた会議では「商品を徹底検証する」方針を共有済み
(2) 全国区を狙う商品もあるが、日持ちの制約で限界があるため、キャパ前提で設計が必要
(3) 現状把握とパッケージ統一性の検討が必要
(4) お金のやり取り・受発注の“核”が必要(任意グループ事務局はあるが、量増で限界懸念)
(5) 小さくファンを作り、手応えがあればEC構築も検討可能
(6) 過去に楽天活用→広告前提で採算合わず撤退した経験あり - 今後の予定(直近の運用)
(1) 1回目は9/22午後または9/23午前案
(2) 8/8の県まとめ議事録は後ほど共有予定(県主体事業、担当:吉澤さん)
(3) 既存メンバー招集(9/22)。メンバー固定ではなく、新規も含め核となる層を形成したい
(4) シェアキッチンは入れる方向(完成後に小規模事業者が加わるのはOK)
(5) 9〜10月は稲刈り繁忙期で欠席可能性あり(声掛けは実施)
(6) 9/22の開始時刻(13:30-15:00 or 15:00開始)は調整
(7) 9/23に視察を実施したい(午後でも可)
(8) 水曜は加工事業者の定休日(11/26水曜でもイベント多く影響小の見立て) - 加工施設・機械整備の方向性
(1) 加工グループに「1年半で覚悟を決めてほしい」と共有済み
(2) ニーズは3類型:場所はあるが機械が欲しい/機械はあるが場所が欲しい/両方欲しい
(3) 共通課題は機械。最低限その点は進めたい
(4) ハードに対しての国の補助事業申請はハードル高く、時間を取って検討
(5) 収益性前提(赤字不可)。補助事業は複合的に検討
(6) 年次イメージ:1年目 市場動向と方向性決定、2年目 学びながら高度化、3〜4年目 補助事業を見据えた仕込み、長いようでこの1年半が勝負
(7) 先進地視察の必要性(例:日高村、県内視察予定、道の駅の事例) - その他
(1) 楽天案件のワークショップ連携打合せ:9/11 11:00–12:00
(2) 11/25・26前後の動き案:11/26午後WS→連泊→11/27午後帰郷